日本の農地面積の約4分の1を占め、冷涼な気候に恵まれた北海道では、稲作、畑作、酪農など、広大な大地を生かした大規模な生産活動が行われています。小麦、大豆、小豆、いんげん豆、ばれいしょ、たまねぎ、アスパラガス、そして生乳。これらは国内生産量が第一位であり、まさに日本の食料基地。
冬の厳しい寒さで知られている北海道は、夜になると気温がグッと下がるため寒暖差が激しくなります。お野菜は、昼夜の気温の差が激しいほど糖度は高まると言われており、北海道産の野菜が美味しい理由はそこにあります。また、北海道の日照時間は日本最長のため、光合成によって糖分を溜める時間が長くなります。日中蓄えた糖分を夜に使う事があまりないため、“甘み”が蓄えられたまま育ちやすいのです。

日本海、太平洋、オホーツク海に囲まれている北海道では、さまざまな種類の魚介類が1年を通して水揚げされます。冷たい北の海で育った魚介は、身が引き締まり脂もたっぷりのっているので美味しく頂けます。北海道の広い大自然の中でのびのびと大切に育てられた食材の格別な美味しさをご堪能下さい。